若冲と江戸絵画展

実は去年1月東京の上野で駆け抜けるようにみてきた、プライスコレクション。名古屋はスッ飛ばしか?と諦めてた頃に愛知県美術館でやると知り、早速足を運ぶ。いやぁ、面白かった。絵の置かれた空間の光の加減が違うと印象も違う。結局2時間くらい美術館で過ごす。ちなみに常設展の方に応挙の屏風が一点あり。
上野の博物館で見たときは若冲作品の展示スペースをじっくり見て、その他は殆ど流し見だったから、他にもとても面白い絵があったのを再確認できて良かった。応挙の赤壁図や、同じく応挙の懸崖飛泉図屏風、渡辺南岳の岩上猿猴図、葛蛇玉の雪中松に兎・梅に鴉図屏風などが特に魅入られた。
そして特別展は5月15日から展示替えだそーな。多分、12ヶ月の花の絵は確実に変わるんだろうな。
図録を見たら、上野で見たのに見てないのが結構あった。これはもう一度見に行かなきゃ、だわ。でも屏風の作品1双を片方ずつ展示替えする展示の仕方はどうかと思う。前後編で出されるより、違う作品を前期後期で展示されたほうが良かったのになあ。バラバラに出されてしまうと、全体を通しての面白味が欠けてしまうような気がするのですが。