御園座顔見世 昼の部
演目と配役
「お国と五平」 池田友之丞：三津五郎 五平：橋之助 お国：扇雀
「口上」
「連獅子」 もちろん勘三郎、勘太郎、七之助親子 蓮念：市蔵 遍念：弥十郎
「河内山」 河内山宗俊：仁左衛門 松江出雲守：三津五郎 高木小左衛門：橋之助
北村 大膳：弥十郎 宮崎 数馬：勘太郎 浪路：七之助
お国と五平…いやあ、何か笑わずにおれんかった。三津五郎のダメ人間ぷりが見事。自己愛強くて傍迷惑なストーカー役。イマドキな人間像でした。仇討ちの話なので古い芝居かと思いきや…谷崎潤一郎の原作と分かり納得。
お国と五平の不義が国に帰れば義となる不思議は確かに友之丞の言う通りなのだけど、同情できない嫌らしさがなんともいえず。
連獅子…見てて気持ちが良かった〜。獅子になった親子が花道から現れ、再び真直ぐ前を向いたまま走って下がって行く様に驚く。すごい。隣の席の女の子が「すごーい」を連呼していて、ちょっと耳障りでした。
河内山…三津五郎はいや〜な人間演るのがうまい。仁左衛門さんカッコイイ！！
昼の部のカクテル「連獅子」*1はとっても飲みやすかったっす。
